営業職の種類~未経験でもできる?
手法別にみる営業職の種類
①新規営業
新規営業は、新規の顧客を開拓・獲得するための営業活動です。 以前は、飛び込み営業やテレアポなどが代表的な営業手段でした。 ですが、最近では見込み客に対して非対面で営業活動を行うインサイドセールスという新しい営業手法が登場しています。
②ルート営業
「既存営業」「ルートセールス」とも呼ばれています。 固定客に対して、決まった商品を納品するのが基本です。 ときどき新商品を購入してもらったり、新規顧客の紹介をしてもらうことがあるため、顧客との関係性を築くことが必要です。
③反響営業
ダイレクトメールやWeb、テレビCMなど、広告宣伝を見て問い合わせをしてきた見込み客や顧客に対して営業活動を行います。
④代理店営業
自社製品を直接届けるのではなく、販売代理店の開拓を行ったり、代理店の営業支援を行ったりする営業手法です。 代理店の方に自社の製品を売ってもらえるかが重要になるため、代理店との関係を深めることが必要になります。
⑤ソリューション営業
顧客との会話を通して、顧客が抱えている問題やニーズを把握し、新たな提案をしていく営業手法です。 より深いヒアリング力が必要で、主にサービスや、ITシステムの導入で使われる営業手法です。 さらに、営業職は対象顧客によって呼び方も変わります。 法人顧客を対象とする場合は「法人営業」、個人顧客を対象とする場合は「個人営業」と呼ばれます。
未経験者におすすめの営業職とは?
未経験者が営業職に就職、転職する際おすすめの営業職の種類は、「法人営業」「広告営業」「保険営業」の3つです。
①「法人営業」
法人営業は、企業を相手にする営業職です。 企業が営業相手になるため、個人に行う営業に比べるとアポイントを取りやすく契約が取りやすい特徴があります。 ただし、ITシステム系の営業が多いため、多少のPCなどの機械に関する知識が必要になる場合があります。
②「広告営業」
広告営業は、対象となる企業が多くあります。 なかでも求人広告やメディア系営業は、未経験の人でも就職しやすく、求人も多い傾向があります。 さらに、自分の前職での経験談を活かせることもあり、転職する方にはおススメの営業職です。
③「保険営業」
保険営業は、基本的に個人を顧客対象にしています。 営業方法は、新規のお客さんを獲得する新規営業、すでに契約している顧客を回るルート営業のどちらも行います。 人と接する機会が多いため、コミュニケーション能力を必要とすることがあります。 売上に直接繋がってくる営業職は、多くの企業に存在しています。 そのため、転職求人数が多くあります。 営業職は、学歴や経験、資格を必要としないことが多いため、未経験者でも就職、転職しやすいでしょう。