営業職に就くメリットとデメリット
営業職に就くメリットとは?
1. 顧客からの貢献を実感しやすい
営業職は、お客さんの悩みやニーズなどを聞き出し、商品やサービスの売り込みをして顧客を満足させるのが基本です。 提供した商品やサービスによって、顧客から直接感謝や喜びの声を聞けることは、営業職のやりがいの一つです。 自分の仕事次第で顧客に貢献できたと実感できれば、営業職を続けるモチベーションにも繋がります。
2. キャリアアップに繋げられる
営業職は、成績が“売上”という金額で具体的にわかります。 そのため、他の職種よりも評価の基準がわかりやすく、売上を上げれば評価してもらいやすいのが特徴です。 売上目標を達成すれば昇進や昇給につながります。
3. 高収入を目指すことができる
業界によっては基本給にプラスしてインセンティブがもらえます。 インセンティブがある会社では、自分の頑張り次第で高収入を得ることができます。 不動産業界や自動車販売業界などは商品の単価が高く、売上に見合ったインセンティブが支払われることが多いため、インセンティブの割合が高いと言われています。
4. 人脈を築くことができる
営業職は、人脈によって成立する仕事です。 信頼関係のある人脈ができると、仕事の成果にも表れやすくなります。 つながりを持った人が別の企業へと、思いがけない人脈が広がっていくこともあります。
5. 課題解決能力が身に付く
営業職は、顧客が抱える課題を解決に導く方法を提案する必要があります。 そのため、ヒアリング力やコミュニケーション能力など、課題を解決に導くために必要なスキルを磨くことができます。
営業職のデメリットとは?
多くの営業職にはノルマや目標が定められています。
そのため、結果が重視されやすい職種です。
営業職の方が「大変だ」と感じる点の例は、以下の通りです。
・ノルマや目標を達成しないといけない
・いつも数字に追われている感覚になる
・初対面の人とコミュニケーションを取らないといけない
・成績や結果を重視される
・営業方法によってはストレスになり、精神的にきついと感じる
・不規則な生活、勤務となることがある
ノルマや目標は、達成すれば評価や給与につながります。
ですが、未達成なら業務量が増えたり再度営業をしなければならないこともあります。
さらに、部下や同僚の前で叱られることもあるため、かなりストレスとなるようです。
また、「営業職は契約がすべて」と考える企業もあるため、契約してもらうまでの過程や努力は評価対象にならないこともあります。
そのため、就業時間後や休日に営業をしたりと、不規則な勤務になる可能性もあります。
他にも、常に数字を気にしなければならないことや、初対面の人と話す機会が多く人見知りの人は無駄に緊張してしまうなど、様々なことがストレスに感じる人も多くいます。