年収をアップさせるポイントと手法
営業職の年収をアップさせる方法4つ
1. 商品単価が高い業種を狙う
商品単価の高い商品やサービスを扱っている業種は、一度の契約で大きな成果が得られます。 そのため、年収をアップさせたい人におすすめです。 例えば、不動産営業や高級車の販売などを行っている企業は、商品単価が高いため年収アップに期待できます。
2. 法人相手に営業職を狙う
営業の顧客が法人である業種では、高い年収を安定して得られる営業職といわれています。 法人営業は、企業を顧客として営業します。 そのため、既存の顧客と長期にわたって取引が続く可能性が高い営業職です。 よって、長期的に安定した成果が見込めます。
3. 外資系の企業が多い業界、業種を狙う
外資系の企業は実力重視のため、歩合制を採用している企業が多数存在します。
4. インセンティブが高いところを狙う
営業職ではほとんどの企業がインセンティブを設けています。 インセンティブは、基本給や賞与の他に、成果に応じて報酬が支払われるシステムのことです。 そのため、同じ企業や同年代の社員でも営業成績によって年収に差が出ることがあります。 このインセンティブを意識して業務に励むことが、業務成績をアップさせることにつながります。 結果として、高額の年収をもらうことができる可能性があります。
営業職の年収を上げるためにするべき手法
1. クロージング
営業職では、コミュニケーション能力が重要になります。 相手の購買意欲を高め、適切なタイミングで契約の意思決定を促す“クロージング”は、契約を獲得するときに必須の能力です。 ただし、あきらかに成約へ誘導しようとすると、相手との信頼関係にヒビが入ってしまう可能性があるため要注意です。 相手の決断をサポートするスタンスで効果的に決断の期限を設定したり、決断の要点を明確化したりする必要があります。
2. 論理的思考
論理的思考力があれば、相手にとって説得力の高い提案が可能になります。「なぜあなたの商品を買うべきなのか」を多方面から説明することに繋がります。論理的思考力が必要になるのは契約のためだけではなく、契約の成功・失敗を振り返り、何が良かった・悪かったのかを分析し、次に活かすときにも重要です。
3. 仮説思考
見込み顧客が必要としているものを的確に捉え、説得力のある提案をするために仮説思考が重要になります。 あらかじめ、「見込み客が必要としているのは〇〇ではないか」と仮説を立てて準備をすることで、提案の質が高まります。 仮説思考には、仮説の切り口(引き出し)を増やすことが重要です。