営業職の平均年収はいくら?

営業職って稼げる?世代別の平均年収は?

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営業職全体だと、平均年収は約480万~560万円といわれています。 一か月で計算すると、平均30万~32万円が多い傾向です。 他の職業と比べて大差はありません。 ですが、営業職の場合「歩合」が設定されていることがあります。 そのため、営業成績によってはインセンティブが貰えることがあります。 好成績の方で、年収1000万円超える方もいらっしゃいます。 販売している商品やサービス、営業方法にもよりますが、自分の頑張り次第で高額な給料をもらえるのが営業職の魅力です。

世代別の平均月収は下記の通りです。

・20代 340万円~420万円
・30代 350万円~470万円
・40代 400万円~585万円
・50代 515万円~620万円
・60代 320万円~620万円

最も高年収なのは50代です。 働き盛りであること、経験が豊富で契約数が多いこと、勤続年数が多いこと、が理由といわれます。 平均年収+インセンティブと考えるとかなり稼いでいることになります。 営業職は「働き方」「勤め先(企業)」「インセンティブの計算方法」などによって、年収がガラリと変わる職種になります。

営業職の種類別平均年収はどれぐらい?

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1. 医療系営業職

医療系営業職の平均年収は、約570万~650万円です。 医療系の商品を扱う営業職は、高額な歩合が設けられていることが多いため、年収が高い傾向にあります。 また、既存営業(ルート営業)であることも多いため、新規顧客開拓系の営業と比べると営業の成約率が高めです。 ただし、医療に関する専門的な知識が必要であるなど大変な部分もありますが、やりがいを感じられる給料相場といえるでしょう。

2. 海外系営業職

海外系営業職の平均年収は、約620万円~740万円です。 国内のみではなく海外でも活躍する海外系営業職は、英語を始めとした「語学力」が必要になります。 さらに、フランス語やスペイン語など話せる言語が多いほどスキルの高さも認められます。 そのため、それに合わせて収入が高くなりやすいです。 国内のみでの営業職と比べると、海外系営業職のほうが給料は高額になります。

3. 不動産関連の営業職

不動産関係の営業職の平均年収は、約450万円~1,000万円以上です。 基本給は他の営業職変わりませんが、不動産はインセンティブが高いことから、数千万円単位で稼ぐことができます。 さらに、不動産は「投資目的」で定期的な物件購入を希望するお客様も少なくありません。 高給物件を取り扱う営業職や、完全歩合制の営業職は年収が高い傾向にあります。

自動車関連の営業職

自動車販売などの営業職の平均年収は、約450万円~1,000万円以上です。 高額なインセンティブが設けられているうえに、自動車メーカーによっては成約率も高いためです。 需要の高い自動車メーカーの店舗の場合、見込み客も多いことから結果的に契約数が増えやすくなり、高給へとつながります。 ただし、不動産関連とは異なり、定期的な購入は見込めません。 一度購入したら数年もしくは10年以上買い替えることがないため、常に新規顧客を確保したり、店舗独自のサービス(車検など)でインセンティブを稼いでいく必要があります。