営業職を知ろう!
“営業職”の具体的な仕事内容とは?
お客さんに対して、価値を提供し対価を得る職種が営業職です。
取り扱う商品、価格帯、ブランド、対象とする客層によって営業スタイルや仕事内容が変わってきます。
営業職は、対象とするお客さんや営業手法によって呼び方が変わります。
法人の顧客を対象とする営業は「法人営業」、個人の顧客を対象とする営業は「個人営業」と呼ばれます。
IT業界ではシステム導入などのビジネスが多いため、法人営業がメインになります。
金融業界では、銀行の企業融資に向けた法人営業以外に、保険商品や金融商品を個人向けに提案する個人営業を行います。
また、営業手法別にすると、「新規顧客開拓」「ルートセールス」「反響営業」などがあります。
ルート営業は、取引先を定期的に回る営業です。
ECサイトを運用している企業では、反響営業などを行います。
また、最近ではオンラインで営業を行う企業も増えてきています。
コロナ禍でテレワークが普及したことによって、非対面型の仕事が当たり前になりました。
そのため、営業も非対面型にする企業が増え、今後も拡大していく営業職の種類だと思われます。
営業職を志望する際には、その企業がどのような種類の営業職なのか、自分に合っている営業スタイルはどれか見極めて志望するとよいでしょう。
営業職に“向いている人”のまとめ
1. 新規営業
新規顧客を開拓・獲得するための営業です。 従来は飛び込みの営業や電話での営業が主な手法でした。 ですが最近では、見込み客に対して非対面で営業活動を行う新しいスタイルが登場しています。
2. ルート営業
「既存営業」「ルートセールス」とも呼ばれています。 すでに契約している顧客に対して決まった商品を納品する営業です。 場合によっては、新商品の提案や、新規顧客の紹介を行うため、顧客との継続的な関係性が重要になります。
3. 反響営業
DMやWeb、テレビCMなどメディアを通じた広告宣伝を見て問い合わせてきた顧客に対する営業です。
4. 代理店営業
自社製品を直接顧客に売ることはせず、販売代理店を通して顧客に届けるスタイルです。 商品の特徴などを販売代理店に正確に伝える必要があります。 そのため、販売代理店との友好的な関係性が重要になっていきます。
5. ソリューション営業
顧客との商談を通して、問題やニーズを把握し新たな提案をしていくスタイルです。 顧客の潜在的な問題点や課題を探るため、深いヒアリング力と営業トークが必要です。 主にサービスやITシステムの導入の際に行われる営業手法です。